一般歯科歯科治療でも痛みを怖がる患者さんは多いです。
痛みを嫌がるのは人間の本能でしょう。痛いということは、麻酔が効いていないことを意味しています。
ではインプラント治療では痛みはどうなのでしょうか。インプラント治療は、実は痛くありません。こういうと語弊があるかもしれませんが本当です。なぜなら骨には痛みの神経がほとんどないからです。
つまり、骨には痛みの感覚がないのです。インプラント治療では歯肉を切開して剥離するがその部分に確実に麻酔が効くことが重要です。
インプラント治療に静脈内鎮静法を使うところもあるようだが、これは、患者さんへの肉体的ストレスが大きい。全身に回った薬剤を肝臓で処理しなければならないからであり、術後もすぐには帰宅できず、休養が必要です。
結果が同じであれば特別の場合を除いて、インプラント治療の麻酔は、局所麻酔で十分であり静脈内鎮静法を使う必要はないと経験上考えています。まずは基本的な局所麻酔が確実に効かせられることが大切です。